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ブログ - 会員のブログカテゴリのエントリ

ジム・ジャームッシュ「リミッツ オブ コントロール」を観て                      映画研究  三浦忠夫 主役の殺し屋を演じる黒人俳優イザック・ド・バンコレが格好良い。無口なのが良かった。この映画をなぜ観たかったのか、その理由を上げると次のようになる。 1.「ブロークン フラワーズ」が良かった。その次の作品だったから。 この人の映画は常識を超えるし、私の想像を超える。ジム・ジャームッシュの映画は2,3本ぐらいしか観ていないが、なんと言っても1984年の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が衝撃的だった。その後、何本か観たが、あまり覚えていないが、1995年の「デッドマン」は良く覚えている。ジョニー・デップも良かったが、ロバート・ミッチャムが印象的だった。また、ビル・マーレーという俳優は2005年にフォード・コッポラ監督の娘の第2作目の映画「ロスト・イン・トランスレーション」でいい味を出していたので良く覚えていたが、彼が出演している「ブロークン・フラワーズ」は思ったより面白かった。ジム・ジャームッシュとビル・マーレーなら、これは面白いや、と思って観たが、思いのほかそれ以上に面白かった。 2.スペインが舞台でオールロケだから。 スタジオではなくてオールロケがいい。現地の自然や人々の表情が垣間見られてたのしい。 3.オールキャストだから。 主人公の殺し屋のコードネーム“孤独の男”のイザック・ド・バンコレ、殺しを指令するコードネーム“フランス人”のジャン=  この映画をみたかった最大の理由はジム・ジャームッシュの最新作ということだが、次はティルダ・スウィントン が出ているからで、彼女の「フィクサー」が印象的だった。その次は「ブロークン・フラワーズ」のあのとぼけた味がとても良かったビル・マーレーが出ているから。でも観終えたら、最大の発見はイザック・ド・バンコレだった。あのサムライのような無口で禁欲的で冷静沈着で孤独だけど強い意志をもった男に魅せられた。  あの男は一体何者なんだ!何処から来て、何処へ行くんだ!なんかゴーギャンの絵の題材みたいだけど、彼の絵も「われわれは、どこから来て、どこへ行くんだ」というテーマに最大の魅力がある。この映画のイザック・ド・バンコレの演じる孤独な殺し屋の魅力もその辺にある。「一体、彼奴は何者何だ!」

「グランートリノ」を観て

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執筆 : 
tadao 2011-11-24 14:55
「グラン・トリノ」を観て ―ウォルト・コワルスキーは最高の死に場所を見つけた― 映画研究家 三浦忠夫 この映画を観終えて最初に思ったことは、クリント・イーストウッド扮するウォルト・コワルスキーは最高の死に場所を見つけたということ。主人公のコワルスキーは、1950年代に朝鮮戦争で勲章をもらい、その後フォードの自動車工場で働き、そのシンボルであるフォードの「グラン・トリノ」を手に入れたことが彼の最高の人生だった。時が経ち80近くに歳をとった今、息子家族を含め周りから「いまだに50年代を生きている頑固爺!」と嫌われ、毎日家のバルコニーで椅子に座り缶ビールを飲みながら外を眺めている。そんな彼が隣りに引っ越して来たラオスのフン族一家とのちょっとしたことから交流を持つようになり、挙げ句の果てに、軟弱なタオ少年を一人前の男に仕立てる教育者に変身していく。そしてコワルスキーが最後にとった行動は正にサプライズであり、彼の心の奥底にあったものが教会での懺悔では癒せないだろうし、だから最後の行動でしか贖罪出来なかった。考えに考え抜いた行動だった。 次に思ったことは、自分もそろそろ死に方なり死に場所を考えなくちゃならないな、ということ。コワルスキーの歳まであと11、12年あるが、その間に何とかしなくちゃならないと思った。 それにしてもクリント・イーストウッドっていう映画人は、今を生きる人間の心を揺さぶる映画をたて続けに作るものだと驚いた。しかもすでにもう次回作品も準備しており、モーガン・フリーマンを使って南ア連邦のマンデラ大統領を描くらしいが、それを聞いただけでもう観たくなってくる。 この映画を見終わっていろいろ事を考えた。その一つは、クリント・イーストウッドはもう映画に出ない方がいいと思った。出るとしても端役でいいし、出ずっぱりの主役はもういい。あの年じゃあを観てる方が辛い。本人も「グラン・トリノ」発表直後のインタビューで言っている。作るだけに専念した方がいい。往年のクリント・イーストウッドをいつまでも大事にしているファンにとって老いたイーストウッドをみるのは辛い。それにしても今時、次回作がこんなに待ち遠しい映画監督なんてめずらしい。  今の映画は、昔の映画に較べると随分違ってきたように思う。私は昔から監督で作品を選んできたから、たからだいたいその監督によってその作品の質を見極めてきた。ジョン・フォードにしてもビリー・ワイルダーにしてもウイルアム・ワイラーにしてもそれぞれ特長があり、しかもどんな作品でもちゃんと期待を裏切らない出来映えだった。だから安心して映画を観ることができた。そういう古い監督たちはもうとっくにこの世を去り彼らの後継者は沢山いるが、昔の監督たちのような映画を作る人はなかなかいない。それは世の中が変わったせいなのかよく分からないが、今の映画を観てがっかりする事が多い。だから古い名作が今いろいろなところで上映している。そんな中にあってクリント・イーストウッドは期待を裏切らない監督の一人である。  昔のいわゆるいい映画というのは、喜怒哀楽も含めて人間を謳い上げるというか、とても格調高い作品だったような気がする。クリント・イーストウッドの映画というのは決して格調高い映画とはいえないが人の本心を揺さぶるものがある。それは今の世の中がいかに虚飾に満ちているかをみんな知っているから、クリント・イーストウッドがそれを暴いてくれると拍手喝采するのだろう。

『終着駅-トルストイ-最後の旅』(2010)

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執筆 : 
info 2011-11-13 0:28

 『終着駅-トルストイ-最後の旅』(2010)ロシアの偉大な文豪トルストイと悪妻と言われていたソフィヤの晩年。

 

トルストイは、クリストファー・プラマー、ソフィヤは、『クィーン』『エリザベス1世』を演じたヘレン・ミレン。

82回アカデミー賞主演女優賞(ミレン)、助演男優賞(プラマー)ノミネート。

 

映画好きの親に、『どういう映画か?』と聞かれて、『パパとママそっくりの映画』と即答したら、母親は大爆笑。『パパは、トルストイだってよ。』って? 老夫婦というのは、トルストイであろうと、ソクラテスであろうと、

どこの夫婦も、滑稽である。しかしながら、その夫婦愛は偉大である。。。カナ?

 

トルストイの秘書である純粋な23歳の若者が、トルストイを見て、学んだことは、『人間は不完全である。男も、女も。だから、愛が必要だ。』って。

 

この映画見て、大好きだったトルストイをもっと好きになってしまったwa!!

 

理想の女(ひと)

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会員のブログ
執筆 : 
info 2011-11-13 0:14

 アメリカの若手女優スカレート・ヨハンソン主演。それ以外の情報なく、ビデオを観た。

予想と違って、いい映画だった。何とも言えない素敵な気分になったいい映画だった。

見終わってから、原題が “good woman”だって、だから,いい気分!

 

さて、その原作は、英国ヴィクトリア時代の文豪オスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』からだということで、そりゃーいいわっと、再度納得。

そして、舞台が、1930年代のイタリアってことで、ちょい悪おじさん、おしゃべりオバさんが面白い。

若く純粋で乙女なスカーレット・ヨハンソンも、魅力的だけど、中年のヘレン・ハントは、もっともっと魅力的。派手でない女優だが、静かな大人の魅力たっぷり。

ちょっと昔のアガサ・クリスティの映画観ているような映画だったから、懐かしい感じもあり。

女性には、おすすめ映画です。

ナタリー・ポートマン

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会員のブログ
執筆 : 
info 2011-10-22 16:01

『レオン』(1994)で衝撃なデビューをしたナタリー・ポートマン。

『ブラック・スワン』で2011年アカデミー主演女優賞を受賞。この映画のナタリーも、迫力あった。このために9kgの減量に、バレエも本人がほとんど踊ったとか。彼女は、このバレエの振り付け師と結婚、男の子を産んでいる。

イスラエルで生まれ、幼い時にアメリカに移住。しかし、ユダヤ人としての意識が高い。ハーバード大卒の優秀なる頭脳の持ち主。

『宮廷画家ゴヤは見た』(2006)(スペイン&アメリカ製作)でのナタリーも、驚きの変貌を演じる。ゴヤは『裸のマヤ』『着衣のマヤ』で有名な画家だが、ゴヤが観ていた歴史の恐ろしさ、天使のような美少女の哀しみの一生。面白い映画だった。

『ブーリン家の姉妹』(2008)(アメリカ&イギリス製作)英国に行けば、美しい歴史ある建物には、ヘンリー8世の名前がある。英国史の中でも、特別なる存在ヘンリー8世のパワー。しかし、美しいナタリーのアンも恐ろしい。

野口久光

カテゴリ : 
会員のブログ
執筆 : 
info 2011-10-18 16:11

アメリカの映画ポスターのデザインで有名なのは、ソウル・バス。日本の映画ポスターでは、『野口久光』。『野口ひさみつ』だが『野口きゅうこう』とも呼ばれている。1933年、東和商事(現:東宝東和)に入社し、グラフィックデザイナーとして活躍。1951年東和映画に入社、多くのヨーロッパ映画のポスターを描くが、なかでもトリフォーの『大人はわかってくれない』は、トリフォーが大絶賛。

2009年ニューオータニ美術館『生誕100年の野口久光の世界』。2011年西宮市大谷美術館『野口久光シネマ・グラフィックス』2011年鎌倉市川喜多映画記念会『グラフィックデザイナー野口久光の仕事』が開催。

野口久光著:『私の愛した音楽・映画・舞台』『想い出の名画』『素晴らしきかな映画』

野口久光ポスター集:『野口久光シネマ・グラフィックス』『ヨーロッパ名画座ー野口久光映画ポスター集成』『野口久光展図録』

音楽界では、ジャズ評論家としても有名である。

敬愛なるベートベン(2006)

カテゴリ : 
会員のブログ
執筆 : 
info 2011-10-16 15:20

1824年ウィーン。初老の音楽家ベートベンを、23歳の若き女性音楽家アンナ(架空の人物らしい)がベートベンの写譜師として仕事をし、偉大な音楽家ベートベンの素晴らしき才能を堪能するストーリー。耳が聞こえない、孤独で変人なベートベンであるが、神の世界を音楽で聞こえる天才にしか触れられない世界を、譜面に残す。第九ができるまでのベートベンの苦悩と感動なる姿を、名優エド・ハリスが演じる。

宮廷画家ゴーヤは見た(2008)

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会員のブログ
執筆 : 
info 2011-10-15 21:06

 ゴヤと言えば、『裸のマヤ』『着衣のマヤ』で有名。この映画では、ゴヤが生きていた18世紀のスペインの歴史を、ゴヤが記録していた。この時代、何が起きていたのか。。。ナタリー・ポートマン扮する貴族の美少女の人生が、社会を支配する教会により破壊されながらも、次なる世代(娘)につなげていく。ナタリー・ポートマンが、これほど変われるのか・・・[ブラック・スワン]もすごいけれど、この映画でもすごい演技。フランス革命、ナポレオン、イギリス対フランスなど、激動のヨーロッパの歴史も面白い。

ソウル・バス

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会員のブログ
執筆 : 
info 2011-10-10 20:42

 SaulBass (1920-1996) アメリカのグラフィック・デザイナー 

映画ポスターのデザインを数多く残し、そのポスターは非常に高く評価されている。

『黄金の腕』(1955)、『七年前の浮気』(1955)、『空中ぶらんこ』(1956)、『悲しみよこんんちは』(1957)、『めまい』(1958)、『大いなる西部』(1958)、キューブリックの『スパルタカス』(1960)、『栄光への脱出』(1960)、『オーシャンと十一人の仲間』(1960) 、『ウエスト・サイド物語』(1961)、『危険な道』(1965)。デザイナーとして関わった映画は約60本にのぼるという。

『英国王のスピーチ』(2010)

カテゴリ : 
会員のブログ
執筆 : 
info 2011-10-4 22:12

 第83回アカデミー賞作品賞受賞。『英国王のスピーチ』は、現在の英国女王エリザベス2世の実父ジョージ6世の実話。

エリザベス2世の実母『クィーン・マザー』(1900〜2001)の遺言:『自分が生きている間は、ジョージ6世のことは公表しないでほしい。』

第1次世界大戦『クィーン・マザー』のスピーチも、素晴らしかった。空襲がある中疎開せずに

ロンドンに留まり、『戦うのは、男性だけではない、私たち女性も戦っている!』と英国女性へのエールを送ったそうで、敵国ヒットラーにまでも恐れられたと言われた強者。

また、英王室で孤独だったダイアナ妃の唯一の理解者だったとも言われていた。

彼女の魅力も、この映画の中では、たっぷり描かれていた。

 

 

 

 

 

©映画ポスター協会, 2011 info@kineart.net